酒蔵に残る、百年の時間。嘉麻・梅ヶ谷酒造へ

赤れんがの煙突と白い蔵。嘉麻市大隈町で1834年に始まった酒づくりの記憶と、いま届ける梅ジュースの物語を訪ねました。

嘉麻市大隈町の通りに立つ、赤れんがの煙突と白い蔵。梅ヶ谷酒造は1834年の創業以来、この場所で地域の暮らしとともに歩んできました。

梅ヶ谷酒造の青い暖簾
「清酒 梅ヶ谷」と染め抜かれた暖簾が、酒蔵の入口を静かに伝えます。

1834年創業。大隈町に残る酒蔵の記憶

蔵の中には、酒造りに使われた大きな木桶や道具、古い帳面や写真が残されています。現在は「梅ケ谷北洋記念館」として、長い時間を重ねた建物や資料に触れられる場所になっています。

梅ヶ谷酒造に残る古写真と資料
酒蔵の歩みを伝える古写真と資料。地域とともに続いてきた時間が見えてきます。
梅ヶ谷酒造の蔵に残る大きな木桶
蔵に残る大きな木桶を案内していただきました。見学は事前に最新情報をご確認ください。

受け継いだ記録を、次の一本へ

梅ヶ谷酒造では、蔵に残る記録を手がかりに、銘柄の継承や酒造りの復活へ向けた取り組みが進められています。昔の味をそのまま再現するのではなく、土地の記憶を今の人へどう渡すか。その試行錯誤も、この蔵の新しい物語です。

梅ヶ谷酒造に残る古い帳面を開く様子
代々残されてきた帳面。仕込みや商いの記録が、これからの手がかりになります。
梅ヶ谷酒造の日本酒の瓶
受け継がれてきた銘柄と意匠。一本の背景に、蔵と地域の時間があります。
梅ヶ谷酒造の日本酒を注ぐ様子
土地の記憶を味わいとして伝える日本酒。取扱商品は訪問前にご確認ください。

子どもから楽しめる、地域の果実の梅ジュース

もう一つの主役が、地域の果実を生かした梅ジュースです。すっきりした甘さとほどよい酸味で、世代を問わず手に取りやすい味わい。お酒を飲まない人にも、嘉麻の手土産として酒蔵の物語を持ち帰ってもらえます。

梅ヶ谷酒造の梅ジュースの瓶が並ぶ様子
地域の果実を生かした梅ジュース。手土産にも選びやすい一本です。
梅ヶ谷酒造の梅ジュースとグラス
ほどよい酸味とやさしい甘さ。冷やしてゆっくり味わいたい梅ジュースです。
梅ヶ谷酒造の商品ボトルの意匠
小さな意匠にも、蔵の名前と物語が息づいています。

蔵を訪れて、嘉麻の時間に触れる

歴史ある建物を見ること、古い資料に触れること、商品を味わうこと。その一つひとつが、嘉麻の土地を知る入口になります。見学や商品購入を目的に訪れる際は、営業日や受付時間を事前に確認しておくと安心です。