タコなし、それが飯塚の味。ずっと愛される味覚焼

丸いけれど、たこ焼きではない。天玉、ねぎ、秘伝のだしを使い、ソースと魚粉で仕上げる、飯塚で長く親しまれてきた味です。

飯塚市本町の通りで目に入る「飯塚名物 味覚焼」の赤い看板。暖簾をくぐると、鉄板の上で丸い生地が次々と焼き上げられています。見た目はたこ焼きに似ていますが、味覚焼にはタコが入っていません。

飯塚名物 味覚焼の赤い看板
本町の通りで目印になる「飯塚名物 味覚焼」の看板。
味覚焼の店舗と暖簾
昔ながらの暖簾をくぐって、店内でも持ち帰りでも楽しめます。

天玉、ねぎ、秘伝のだし。タコなしの丸い名物

主な具材は天玉とねぎ。秘伝のだしを加え、丸く焼き上げます。外側はほどよく香ばしく、中はふんわり軽やか。仕上げのソースと魚粉がだしの味を引き立て、シンプルなのに、もう一つ食べたくなる味わいです。

目の前で焼き上がる、店ならではの時間

鉄板では、丸い生地を返しながら手際よく形が整えられていきます。焼ける音と香りを感じながら待つ時間も、店を訪れる楽しさの一つ。焼きたてを頬張ると、飯塚で長く愛されてきた理由が少し分かる気がします。

鉄板で味覚焼を焼く様子
目の前の鉄板で、味覚焼が次々と丸く焼き上げられていきます。

ところてんと夏のかき氷も一緒に

店内では、味覚焼のほかにところてんも楽しめます。つるりとした食感とさっぱりした味わいは、香ばしい味覚焼の合間にぴったりです。夏にはかき氷も登場し、季節ごとに立ち寄る楽しみがあります。

味覚焼の店内で提供されるところてん
味覚焼と合わせたい、さっぱりとしたところてん。
味覚焼の夏季限定かき氷
夏季限定のかき氷。提供時期や味は店頭でご確認ください。

街歩きの途中で味わいたい、飯塚のソウルフード

派手さよりも、だしとねぎ、天玉、魚粉が重なる素朴なおいしさ。地元の人には懐かしく、初めて訪れる人には少し新しい。飯塚の街を歩くなら、一度は味わっておきたい一品です。材料がなくなり次第終了する場合があるため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。